テーマ4:「グループディスカッション」
「グループディスカッション」って何?
5~6人の応募者でグループを作ってひとつのテーマでディスカッションして、グループの結論をまとめるワークショップです。
企業は何のためにこれをやるのでしょう?
面接はもちろん全員ですが、グループディスカッションも6~7割の応募者が経験します。それだけに知っておいた方が良いでしょう。
面接と異なりグループディスカッションはあなた自身のことを直接PRしたり強みをアピールする場ではありません。企業がなぜこんなことをするかと言えば、入社後に社員としてどのように集団内で行動をするか、ということをチェックするための仮想環境を作っているのです。
この場でも自分をアピールすることは可能ですし、そうしなければなりません。グループで取り得る役割はいろいろあります。ディスカッション全体の流れを統括するグループのリーダー的役割、率先して意見を述べる発案者の役割、提出されたアイディアを発展させたり応用したりする改善者の役割、提出されたたくさんの提案を整理してベストなグループとしての結論にまとめ上げる書記の役割、グループの結論を結論に至る過程や結論の得策性を第三者に解りやすく伝えるプレゼンターの役割。
グループでどんな役割分担がなされるか、その役割を応募者がどう演じるかを企業は見ています。