テーマ5:個人面接・グループ面接
履歴書・エントリーシートの書類選考をパスすると次は面接です。別のところでも語っていますが面接は「自分を企業に売り込むセールストークの場」です。積極的に自分を売り込まないと「この人、何をしに来たのだろう?」という残念な結果になります。
先ず個人面接とグループ面接の違いから見ていきましょう。
個人面接の場合、企業の採用担当者はひとりの応募者に対してゆっくり時間をかけて(30分くらい)応募者を見定めていきます。何度かの面接を経て候補者を絞り込んだ後や、応募者が少ない場合に用いられる面接手段です。 フレンドリーな空気の中で行う場合と緊張を強いる(圧迫面接)場合など企業側が応募者の何を見ようとするかでさまざまです。
グループ面接の場合は、ひとりの応募者に対して個人面接ほど時間をかけません(10分程度)。応募者の多数の中から候補者を絞り込む場合などに用いられます。また他の同席者(応募者)の発言に対する意見を求められたり、同じ質問に対する答えを求められたりするので、常に差別化を念頭に、他人のやりとりにも耳を傾けておく必要があります。